心惹かれる色やデザインを、自分の直感で選んでまとう。
装いに込める小さな冒険心は、いくつになっても「ファッションは楽しい!」と気付かせてくれます。
そんなワクワクを求めて訪れたいのが、アクリルアクセサリーショップの「Cao。(カオ)」です。
水面のような透明感や、大理石を思わせるマーブル模様など、まるでアートのように表情豊かなアクリル。その個性を引き出すアクセサリーを手がけるのは、オーナーデザイナーの宗村ふみかさんです。
燕市の廃工場を活用した「写工場」の一角にあるショップは、アトリエも併設。
店内に入るとさまざまなアイテムがずらりと並び、眺めるだけでも心が弾みます。


もともとは新潟市内でアパレル販売員として働いていたふみかさん。
次第にデザインへの興味が膨らみ、働きながら予備校へ通い、その後、東京の「桑沢デザイン研究所」へ進学。プロダクトデザインを学ぶなかでアクリルと出合いました。
「課題の制作過程で余ったアクリルの端材がすてきだったので、アクセサリーに作り変えて友人にプレゼントしたらとても喜んでもらえて。それがカオの原点です。
個性の光るものに惹かれる私にとって、切り取り方で印象が変わるアクリルは魅力的で、知れば知るほど沼にハマっていきました(笑)」


カオでは、ピアスやイヤリング、イヤーカフなどの耳周りから、ネックレスやバングル、ヘアアクセサリーまで豊富にラインアップ。
定番アイテムとなっているのが、存在感のあるリングです。
性別を問わず身に着けやすく、カップルや夫婦でそれぞれ好みのデザインを選びに訪れることもあるそう。


アクリルは軽やかな着け心地で、金属アレルギーの心配もありません。
「着けていてラクなのが一番」とふみかさんが言うように、寝る時も外さない人がいるほど生活になじむ存在です。
「以前は月や花など自然界のものをモチーフにすることが多かったのですが、最近は端材から偶然生まれた形を生かしたり、抽象的なフォルムを生み出したり。より“一点もの”を意識したデザインが増えています」

ショップでは、好きなアクリル板を選び、好みのデザインをオーダーすることも可能。リングであれば、その場でサイズやデザインを相談して制作してもらうことができ、完成までは約10分。
自分だけのリングが目の前で形になっていく過程を眺めるのも、カオで味わえる特別な時間です。

アクリルに魅せられたふみかさんのものづくりは、アクセサリーだけにとどまりません。
キーホルダーの「愛鍵」シリーズのほか、表札やテーブルアイテムなどをオーダーメイドするプロダクトブランド「ARICa。(アリカ)」も展開しています。

さらにカオでは、月に一度「FREE OPEN DAY」と題したイベントを開催。キッチンカーやコーヒーショップ、雑貨店などが集まるこの日に合わせて足を運ぶのもおすすめです。
「アクリルアイテムを選ぶ時間は、宝探しのようなおもしろさがありますよ」とふみかさん。
とっておきの一点を見つけて、いつもと違う、自分だけの“カオ”を楽しみましょう。

DATA
Cao。/カオ
燕市水道町2-1-1
Web shop https://caoacryl.thebase.in/
Instagram @caoacryl