神秘的な輝きを放つ翡翠。地殻変動によって生まれたその石は、自然が生み出した芸術作品ともいえます。
実は、私自身も翡翠に夢中になっている一人です。
きっかけは、「お守りジュエリー」として天然石を身につけるようになったことでした。
石にはそれぞれに誕生石としての意味合いや石言葉があり、男女問わず愛用している人も多いもの。身につければゲン担ぎにもなる天然石は、持っているだけで気持ちが高まるから不思議です。

天然石専門店やミネラルショーへ足を運ぶと、希少価値の高い石として「糸魚川翡翠」が目に留まります。
翡翠といえば、世界的にはミャンマー産が一般的ですが、ミャンマー翡翠と糸魚川翡翠では、生成年代や歴史に大きな違いがあります。その美しさから「宝石」として親しまれるミャンマー翡翠とは対照的に、糸魚川翡翠は「人類最古級の翡翠文化」を持っている点も、世界中にファンがいる理由の一つなのかもしれません。

そんな、地元の地名を冠する鉱物が、2016年に日本の国石に、2022年には新潟県の石に指定されていることをご存知でしょうか。
地質学的に見ても、文化的に見ても、糸魚川翡翠は魅力であふれています。市内海岸では翡翠探しを楽しめるスポットも複数あり、糸魚川市の懐の深さに驚くはずです。
さらに2026年2月には、同市内で日本国内初のラピスラズリが発見されたことも相まって、「石のまち」としての注目度が高まっています。
新潟が誇る「地域の宝」として、まず最初にご紹介したかった糸魚川翡翠。独自リサーチから見えた魅力を少しずつ紐解いていきます。
【参考文献】
『翡翠ってなんだろう2025』フォッサマグナミュージアム発行